GMTマスター Ref.1675マットダイアルの楽しみ方

 

ヴィンテージロレックスの中で一際目を引くカラフルかつスポーティなデザインで
今なお熱狂的なファンを増やし続けているのがGMTマスター。
今回は製造期間が約15年の歴史を誇るロングセラーモデルのRef.1675マットダイアルを掘り下げて解説させていただきます。

ご購入を検討されている方にはお好みの時計をイメージしていただくこと、
また、既にお持ちの方にも、さらに1675をお楽しみいただく為の要素になれば
幸いですので、是非ご一読いただければと思います。

Ref.1675及びマットダイアルとは
GMTマスターシリーズの第二世代にあたるモデルで、先代のRef.6542の機能面は踏襲しつつ、
各部分をブラッシュアップさせて誕生しました。
変更点として、
・リューズガード付きのケース
・ムーブメントをCal.1066から1560.1570を搭載し、精度を向上させた
・ベゼル素材をベイクライトからステンレスに変更し、強度を向上させた
など、現行モデルに通ずるスペックを持った素晴らしいモデルです。

この型番全体の製造期間はおよそ1959年〜1979年で、
1967年頃まではミラーダイアルとして、
そこから最終の1979年頃までがマットダイアルとして製造されました。

ミラーダイアルとマットダイアルの違いとして、
・ミラーは光沢のあるブラック文字盤
・マットは艶消しのブラック文字盤
とイメージしていただければと思います。

マットダイアルは大まかに分けてMark-1〜5までで区切られており、
書体やデザインが異なります。
それぞれの特徴を下記にて解説させていただきます。

※1675ミラーダイアルの記事についても是非ご覧下さい。
URL:https://www.corleone.co.jp/blog/?p=45884
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各文字盤の特徴と見分け方

⚫︎Mark-1

通称”ロングE”として親しまれているダイアルで、
その名の通り、ROLEXの「E」の真ん中の横棒が長いことからその愛称が付けられた文字盤です。
王冠マークはややシャープで、5本の指が長いデザインになっています。
マットブラックのベースカラーは少し目が粗く、また、トリチウム夜光も多めに盛られていることが多いことから、
ヴィンテージテイストが強めの印象です。
当店取扱品:https://www.corleone.co.jp/watch/watch1830.html

⚫︎Mark-2

王冠マークは太めになり、ROLEXのロゴも濃くなっているのが特徴です。
全体的にバランスが良く、クラシカルな見た目で飽きのこないデザインですが、
探そうとすると意外と流通が少ない文字盤です。
当店取扱品:https://www.corleone.co.jp/watch/watch1587.html

⚫︎Mark-3
通称”ラジアルダイアル”と呼ばれる希少文字盤です。
王冠マークはMark-1に近いような細めのデザインになります。
他の文字盤と違い、夜光ドットが中央寄りに配置されているため、
一目で判別できるポイントです。ドットの直径も少し小さくなります。
参考写真:

⚫︎Mark-4

王冠マークは上側が開き、下に向かうに連れて細くなるデザインで、
この文字盤からROLEXのロゴのセリフ(ハネの部分)が強調された書体が採用されます。
また、GMT-MASTERのロゴ及び※SCOC表記のレターも全体的にワイドになります。
当店取扱品:https://www.corleone.co.jp/watch/watch1250.html

⚫︎Mark-5

基本的にMark-4のデザインに似ていますが、王冠マークが縦長になり、
ROLEXのロゴが上下から少し圧縮されたような見た目に変わります。
全体的にレターが拡大され、迫力あるデザインの文字盤です。
当店取扱品:https://www.corleone.co.jp/watch/watch1635.html

※SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIEDの表記の略称

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ベゼルインサート

お好みの1675をイメージする中で、上記の文字盤パターンに加え、
ベゼルインサートの存在も非常に大きな要素です。
それぞれいくつか種類がありますので、ご紹介させていただきます。

⚫︎赤青ベゼル(通称ペプシ)
GMTマスターといえばこのベゼルをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
定番のカラーですが、もともとは国際線パイロットが昼夜を一目で認識する為にこのパターンが採用されました。
当店取扱品:https://www.corleone.co.jp/watch/watch1830.html

また、派生カラーとして、赤の部分がバイオレット(赤紫)の、通称フクシアベゼルもごく少数ですが存在します。
イメージ画像(当店instagramリンク):https://www.instagram.com/p/CPKsfPmn7Jq/

⚫︎黒ベゼル
落ち着いた1トーンカラーで人気なのが黒ベゼルです。
どのようなファッションにも合わせやすく、使用シーンもオンオフ問わず着用していただけます。
赤青は少し目立つ、かといってサブマリーナーは無骨で厚すぎるといった印象でお悩みの方は
是非ご検討いただきたいです。その絶妙な存在感は当店でもおすすめです。
当店取扱品:https://www.corleone.co.jp/watch/watch1587.html

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1675をお楽しみいただくために

当店が重視しているのが”バランスの良いヴィンテージの雰囲気”です。

例えば上記にてご紹介させていただいた文字盤の種類、ベゼルカラーの各部分についても、

・文字盤
→マットブラックの褪色
→夜光の灼け
→各ロゴ、レターの大きさ、フォント

・ベゼル
→色の濃さ(はっきりした色か、少しくすんでいるか、ゴースト化しているなど)
→数字のフォント(太い、ノーマルなど)
など、この2項目だけでも幅広いエイジングを選ぶことができます。

また、1675は薄めのケースのため、組み合わせるブレスレットについても、

・3連ブレス(3タイプ)
→リベット
→巻き
→ハード
・ジュビリーブレス(3タイプ)
→US・メキシコ
→巻き
→ハード
多岐にわたるラインナップが存在する為、
綺麗めな状態、枯れたような褪色エイジングなど、皆様のお好みの1675を細かく決められるのも
当モデルの良いところです。

1675シリーズはここ数年で、ヴィンテージロレックスのブームや現行の赤青ベゼルが廃盤になるなど、
様々な要因から人気、価格共に高騰していますが、それを裏付けるのが腕に付けたときの所有感ではないでしょうか。
華やかさと付けやすさ、利便性など、全てに於いてバランスが良いのが強みのモデルですので、しっかり時計の状態に拘りつつ、
是非、”カッコいい”1675マットを所有する喜びを味わってみて下さい。

CORLEONEでは、創業30年以上で培った経験から、お客様にとって最高の時計をお選びいただけるよう、
全ての面においてサポートさせていただきますので、是非お気軽にご相談下さい。

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チュードル バラサブとは?希少なヴィンテージサブマリーナの魅力と歴史

 

ヴィンテージチュードルの世界で、ひときわコレクターの心を惹きつける存在が「バラサブ」です。

バラサブとは、チュードルのサブマリーナにおいて、文字盤にバラのロゴを配したモデルの愛称です。現在のチュードルとは異なる、ブランドの歴史を感じさせる象徴的なデザインであり、ヴィンテージチュードルを語るうえで欠かすことのできないモデルとして知られています。

なかでも、1960年代を中心とするヴィンテージのバラサブは、ロレックスの系譜を感じさせる堅牢なケースデザインと、チュードルならではの個性が融合した魅力的なタイムピースです。

長い年月を経て生まれた文字盤や夜光インデックスのエイジング、ドーム型プラスチック風防がつくり出す柔らかな表情。そして、現行モデルにはない独特の雰囲気。

それらが重なり合うことで、バラサブは単なる古いダイバーズウォッチではなく、ヴィンテージ時計ならではの美意識を楽しめる存在となっています。

東京でヴィンテージロレックスやアンティークチュードルを取り扱うCORLEONE(コルリオーネ)では、こうした時計が持つ歴史的背景や、年月によって育まれた個体ごとの表情を大切にしています。

本記事では、ヴィンテージチュードルの人気モデルであるバラサブについて、その歴史、特徴、文字盤の魅力、希少性、そして購入時に知っておきたいポイントまで詳しく解説します。

1. チュードル バラサブとは

バラサブは、チュードルのダイバーズウォッチ「サブマリーナ」のうち、文字盤にバラのロゴを備えたモデルを指すコレクター間の呼称です。

チュードルのブランドの歴史を象徴するバラの意匠は、現在の盾のロゴとは異なる、クラシカルで優雅な印象を与えます。

本格的なダイバーズウォッチとしての力強さを持ちながら、文字盤には繊細なバラのマークが配されている。この対照的な組み合わせこそ、バラサブならではの魅力です。

一般的に、ヴィンテージのバラサブとして知られるモデルには、Ref.7928などがあります。

Ref.7928は1960年代のチュードル サブマリーナを代表するリファレンスのひとつです。堅牢なオイスターケース、回転ベゼル、ブラックダイヤル、そして特徴的な針やインデックスを備え、当時のダイバーズウォッチらしい機能美を感じさせます。

ロレックスのサブマリーナと共通する意匠を持ちながら、文字盤のロゴや細部のデザインにはチュードル独自の個性が表れています。

ロレックスとは異なる魅力を持つヴィンテージダイバーズウォッチを探している方にとって、バラサブは非常に興味深い存在といえるでしょう。

2. バラのロゴが生み出すヴィンテージチュードルならではの個性

バラサブの最大の特徴は、やはり文字盤に配されたバラのロゴです。

現在のチュードルを象徴する盾のマークとは異なり、バラのロゴにはブランドの初期の歴史を感じさせる独特の雰囲気があります。

本来、サブマリーナは水中での使用を想定した実用的な時計です。そのため、文字盤のデザインは視認性を重視したシンプルな構成となっています。

そこに繊細なバラのマークが加わることで、無骨なダイバーズウォッチでありながら、どこか品のある表情が生まれています。

この絶妙なバランスは、現代のスポーツウォッチではなかなか味わえないものです。

さらに、バラのロゴにはサイズやプリントの表情が異なるバリエーションが存在します。コレクターの間では、小さなバラのロゴを「コバラ」や「スモールローズ」と呼ぶこともあります。

こうした文字盤の違いを見比べることも、ヴィンテージチュードルを楽しむ醍醐味のひとつです。

同じRef.7928であっても、文字盤の仕様や経年変化、ケースの残り方によって時計全体の印象は大きく異なります。

モデル名や製造年代だけでは語り尽くせない個体ごとの魅力。それこそが、バラサブが長年にわたりコレクターを惹きつけている理由のひとつです。

3. Ref.7928が持つヴィンテージサブマリーナとしての魅力

ヴィンテージチュードルのバラサブを語るうえで、欠かせないリファレンスがRef.7928です。

1960年代のサブマリーナらしい、無駄を削ぎ落としたケースデザインとブラックダイヤル。そして、ドーム型プラスチック風防が生み出す柔らかな輪郭。

これらの要素が組み合わさることで、現代のダイバーズウォッチとは異なる独特の存在感が生まれています。

Ref.7928の魅力は、単に古いモデルであるということではありません。

当時の時計づくりに見られる実用性を重視した設計と、年月を経たことで生まれる表情の変化。その両方を楽しめることにあります。

文字盤のブラックが落ち着いた色調へ変化していたり、夜光インデックスが柔らかなクリーム色を帯びていたり、ベゼルが独特の色合いを見せていたりする個体もあります。

もちろん、経年変化の程度や状態は一本ごとに異なります。

均一に焼けたインデックスが文字盤と調和する個体もあれば、ケースやベゼルの表情に強い個性が感じられる個体もあります。

その違いを見極め、自分の感性に合う一本を探すことは、ヴィンテージロレックスやヴィンテージチュードルを選ぶ際の大きな楽しみです。

4. バラサブの文字盤とエイジングの魅力

ヴィンテージ時計の魅力を語るうえで、文字盤のエイジングは欠かせない要素です。

バラサブも例外ではありません。

製造から数十年という時間を経た文字盤には、保管環境や使用状況などによって、さまざまな経年変化が現れます。

ブラックダイヤルの色調、インデックスの焼け方、針との色のバランス。こうした細かな違いが、時計の表情を大きく左右します。

ブラックダイヤルが生み出す落ち着いた存在感

バラサブの基本となるブラックダイヤルは、サブマリーナらしい力強さを感じさせる要素です。

余計な装飾を抑えた文字盤に、夜光インデックスと針、そしてバラのロゴが配置されることで、シンプルでありながら印象に残るデザインに仕上がっています。

長い年月を経た個体では、文字盤の質感や色調に変化が見られることがあります。

その変化が時計全体の雰囲気と調和したとき、現代の時計にはない深みが生まれます。

夜光インデックスと針の経年変化

ヴィンテージチュードルを選ぶ際には、文字盤だけでなく、夜光インデックスと針の状態にも注目したいところです。

経年変化によってインデックスがクリーム色や淡いベージュ系の色調になっている個体は、ブラックダイヤルとの美しいコントラストを見せることがあります。

針の夜光との色合いや焼け方のバランスも、時計の印象を決める重要なポイントです。

ただし、ヴィンテージ時計の夜光部分は、経年変化だけでなく、過去の補修や再塗布などによっても状態が異なります。

自然なエイジングを楽しみたい場合には、文字盤と針の状態、夜光の均一性、過去の修理履歴などを総合的に確認することが大切です。

ドーム型プラスチック風防がつくる表情

バラサブの魅力を引き立てる要素のひとつが、ドーム型プラスチック風防です。

丸みを帯びた風防は、光の入り方によって文字盤やインデックスの見え方を変化させます。

金属製のケースやブラックダイヤルが持つ硬質な印象に対し、プラスチック風防は柔らかさを与えます。

この組み合わせによって、時計全体に独特の温かみが生まれます。

ヴィンテージ時計の魅力は、写真だけでは伝わりにくい部分にもあります。実物を手に取り、角度を変えながら文字盤の表情を確かめることで、その時計が持つ個性をより深く感じられるでしょう。

5. バラサブの希少性とコレクターから注目される理由

バラサブがヴィンテージチュードルのなかで注目される理由は、デザインの魅力だけではありません。

製造から長い年月が経過していることに加え、当時のオリジナルの仕様を保った個体を見極める必要があることも、コレクターの関心を集める理由です。

特にRef.7928のようなヴィンテージサブマリーナでは、文字盤の仕様、ケースの形状、針、ベゼル、ブレスレットなど、確認したいポイントが数多くあります。

同じリファレンスであっても、細部の仕様やコンディションによって個体の評価は変わります。

また、ヴィンテージ時計は、長い年月のなかで部品の交換や修理が行われている場合があります。そのため、製造当時の仕様をどの程度維持しているかという点も、コレクターにとって重要な判断材料となります。

バラサブを探す際には、希少性という言葉だけで判断するのではなく、個体ごとの状態やオリジナル性を確認することが重要です。

市場に流通する本数や価格は時期によって変化するため、一律に希少性や資産価値を断定することはできません。

それでも、バラのロゴを備えた初期のサブマリーナという独自性は、ヴィンテージチュードルのなかでバラサブを特別な存在にしています。

6. ロレックスのサブマリーナとは異なるバラサブの魅力

ヴィンテージダイバーズウォッチを探している方のなかには、ロレックスのサブマリーナとチュードルのサブマリーナを比較検討される方もいらっしゃるでしょう。

両者には共通するデザイン上の特徴がありますが、バラサブにはチュードルならではの個性があります。

その象徴が、文字盤に配されたバラのロゴです。

ロレックスの王冠マークが持つ完成されたブランドイメージとは異なり、バラサブには、チュードルの歴史を感じさせるクラシカルな魅力があります。

さらに、ヴィンテージモデルでは、文字盤やケースの仕様、経年変化など、個体ごとの違いを楽しむことができます。

誰もが知る定番モデルとは少し違った時計を選びたい方や、ブランドの歴史を感じさせるディテールに魅力を見いだす方にとって、バラサブは非常に魅力的な選択肢です。

ロレックスかチュードルかという単純な比較ではなく、それぞれの時計が持つデザインや歴史、そして個体ごとの表情を見比べることが、ヴィンテージ時計を選ぶ楽しさにつながります。

7. ヴィンテージチュードル バラサブを選ぶ際のポイント

バラサブの購入を検討する際には、モデルの希少性だけでなく、時計そのものの状態を丁寧に確認することが大切です。

特に、次のポイントに注目しましょう。

文字盤のオリジナル性

文字盤は、バラサブの個性を大きく左右する重要な部分です。

バラのロゴや各種プリントの状態、文字盤表面の質感、インデックスの状態などを確認しましょう。

過去に文字盤が交換されている場合や、補修が施されている場合には、オリジナルの文字盤とは印象や評価が異なることがあります。

ケースの状態

ケースの形状やエッジの残り方も重要です。

ヴィンテージ時計では、過去の研磨によってケースの輪郭が変化していることがあります。

ラグの形状や厚み、ケース全体のバランスなどを確認し、文字盤やベゼルとの調和を見極めたいところです。

針・ベゼル・ブレスレットの状態

針やベゼル、ブレスレットも、時計全体の印象を決める要素です。

文字盤と針の経年変化が調和しているか、ベゼルの状態が時計の雰囲気に合っているか、ブレスレットに不自然な摩耗や伸びがないかなどを確認しましょう。

部品が交換されている場合には、その内容や時期についても確認しておくと安心です。

ムーブメントと整備履歴

ヴィンテージ時計は、外観の美しさだけでなく、機械としての状態も重要です。

購入前には、ムーブメントの動作や精度、巻き上げの状態、整備履歴などを確認することをおすすめします。

また、製造から長い年月が経過した時計は、現代の新品時計と同じ感覚で防水性を期待することはできません。使用方法や保管方法についても、専門店に相談するとよいでしょう。

バラサブは、単に希少なモデルを探すだけではなく、一本ごとの状態や魅力を見極めることで、より深く楽しめるヴィンテージ時計です。

8. CORLEONEが大切にするヴィンテージチュードルの魅力

ヴィンテージ時計の魅力は、製造年代やスペックだけで決まるものではありません。

同じモデルであっても、文字盤の表情、ケースの残り方、針やインデックスのエイジングによって、それぞれ異なる個性が生まれます。

特にバラサブのようなヴィンテージチュードルは、細部の違いを見比べることで、その奥深さを実感できるモデルです。

CORLEONE(コルリオーネ)では、ヴィンテージロレックスやアンティークチュードルを取り扱う専門店として、時計そのものの魅力はもちろん、長い年月を経て生まれた個体ごとの表情を大切にしています。

均一に整えられた新品の美しさとは異なる、ヴィンテージ時計ならではの味わい。

それは、文字盤の色合いや夜光インデックスの焼け方、ケースの輪郭、風防越しに見えるダイヤルの表情など、さまざまな要素が重なり合って生まれるものです。

バラサブを選ぶ際にも、リファレンスや年代だけで判断するのではなく、その一本が持つ個性に目を向けていただきたいと考えています。

長い年月を経た時計だからこそ感じられる魅力があり、同じモデルであっても、まったく同じ表情の個体は存在しません。

自分の感性に響く一本と出会うこと。それもまた、ヴィンテージ時計を所有する大きな喜びではないでしょうか。

9. ヴィンテージチュードル バラサブをお探しの方へ

チュードルのバラサブは、ブランドの歴史を象徴するバラのロゴと、ヴィンテージサブマリーナならではの機能美を兼ね備えた魅力的なモデルです。

特にRef.7928をはじめとするヴィンテージモデルには、文字盤やケースの仕様、経年変化など、一本ごとに異なる見どころがあります。

希少性だけではなく、デザイン、コンディション、オリジナル性、そして実物を手にしたときに感じる雰囲気。

それらを総合的に見極めることで、自分にとって本当に魅力的な一本を見つけることができます。

ヴィンテージロレックスとはまた異なる個性を持つ、アンティークチュードルの世界。

バラサブには、現代の時計では味わいにくいクラシカルな魅力と、長い年月を経た時計だけが持つ独特の存在感があります。

CORLEONE(コルリオーネ)では、ヴィンテージロレックス、アンティークロレックス、ヴィンテージチュードルをお探しのお客様に向けて、一本一本の魅力を大切にした時計選びをご案内しています。

希少なヴィンテージチュードルやバラサブをお探しの方は、ぜひCORLEONEの取扱商品をご覧ください。

以下からバラサブの在庫もチェック頂けます

バラサブの在庫 1967年製
https://www.corleone.co.jp/watch/watch1836.html

バラサブの在庫 1966年製
https://www.corleone.co.jp/watch/watch1835.html

修理のご相談はこちらから
https://www.corleone.co.jp/repair/repair.html

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ロレックス エクスプローラーI Ref.1016 の魅力を徹底解説

 

ヴィンテージロレックスの中でも、ロレックス エクスプローラーI Ref.1016は特別な存在です。

一見すると、ブラックダイヤルに「3・6・9」を配したシンプルな3針モデル。

サブマリーナーのような回転ベゼルもなく、GMTマスターのような24時間針もありません。

それでも、ヴィンテージロレックスを深く知るほど、Ref.1016の奥深さに惹かれていきます。

その理由の一つが、ダイヤルの種類の多さです。

同じ「Ref.1016」であっても、製造された年代によってダイヤルの表情が大きく異なります。

初期には、艶のあるブラックにゴールドの文字が映えるミラーダイヤル。

そして、その後に登場する、艶を抑えたブラックダイヤルのマットダイヤル。

さらに、そのミラー、マットの中にも複数のバリエーションが存在します。

王冠の形。

「3・6・9」のフォント。

「EXPLORER」の文字。

チャプターリングの有無。

6時位置のドット。

ダイヤルの艶。

夜光。

こうした細かな違いを見ていくと、同じ1016とは思えないほど、それぞれの個体に個性があることが分かります。

この記事では、ヴィンテージロレックスを選ぶうえで特に重要な、Ref.1016のミラーダイヤルとマットダイヤルの種類について、できるだけ分かりやすく解説します。

ロレックス エクスプローラーI Ref.1016とは

Ref.1016は、エクスプローラーIを代表するヴィンテージロレックスです。

おおむね1960年代から1980年代末まで長く生産されたリファレンスで、その長い生産期間の中で、ダイヤルやムーブメントなどにさまざまな変化が見られます。資料によって生産開始・終了年の表現には差がありますが、約30年にわたるロングセラーとして知られています。

Ref.1016を面白くしているのは、単に「古いエクスプローラー」ということではありません。

長い生産期間の中で、少しずつ仕様が変化していったこと。

そして、その変化を現在でも実物から確認できることです。

その中でも、特にコレクターの関心を集めるのが、

「ミラーダイヤルなのか、マットダイヤルなのか」

という違いです。

Ref.1016のダイヤルは大きく「ミラー」と「マット」

Ref.1016のダイヤルを大きく分けると、初期のミラーダイヤルと、後年のマットダイヤルがあります。

ミラーダイヤルは、文字盤表面に艶があり、光を受けると鏡のように反射することから「ミラー」と呼ばれています。

さらに文字や王冠などにゴールド系の色が見られるため、海外では**Gilt Dial(ギルトダイヤル)**と呼ばれることもあります。

一方、マットダイヤルは艶を抑えたブラックダイヤル。

ミラーに比べると、より無骨で実用時計らしい印象があります。

この2種類は、同じRef.1016でありながら、時計全体の雰囲気が大きく異なります。

まず知っておきたい「ミラーダイヤル」

Ref.1016の初期モデルを語るうえで、ミラーダイヤルは欠かせません。

ミラーダイヤルの最大の特徴は、何と言ってもその艶です。

ブラックの文字盤が光を受けると、深い光沢を見せる。

そこにゴールドの文字や王冠が重なることで、非常に美しいコントラストが生まれます。

現行ロレックスにはない、ヴィンテージロレックス独特の色気です。

さらに、ミラーダイヤルには大きく、

サークルミラーダイヤル

と

ノンサークルのミラーダイヤル

があります。

海外では、サークルミラーをGilt Chapter Ring Dial、ノンサークルのミラーをGilt Non Chapter Ring Dialと呼ぶことがあります。

サークルミラーダイヤルとは

サークルミラーダイヤルは、文字盤の外周に沿って円状のライン、いわゆるチャプターリングが見られるタイプです。

おおむね1960~1964年頃の初期Ref.1016に見られ、さらにこのサークルミラーの中にも複数のダイヤルバリエーションがあります。

ここからがRef.1016の面白いところです。

「サークルミラー」という一つの種類で終わりではありません。

コレクターの間では、さらにMark 1~Mark 4というように分類して見ていきます。

サークルミラー Mark 1

非常に初期のサークルミラーダイヤルとして知られるのがMark 1です。

特に注目されるのが、6時位置のクロノメーター表記。

通常の

SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED

ではなく、

OFFICIALLY CERTIFIED CHRONOMETER

という表記が入る、いわゆるOCCダイヤルが存在します。

このタイプは非常に希少で、実物を見る機会も多くありません。

また、初期のMark 1には「ファットルミナス」と呼ばれる、3・6・9の夜光部分が太く見える個体も知られています。

1016の初期個体を研究するなら、こうした細かな違いまで見ていく必要があります。

サークルミラー Mark 2

Mark 2はMark 1に比較的近い雰囲気を持つダイヤルです。

6時位置のクロノメーター表記などに変化が見られ、初期ミラーから次の段階へ移っていく過程を感じさせます。

1016のミラーダイヤルは、このように一気に別のデザインへ変わるのではなく、細かな変更を重ねながら変化していきました。

ここを知ると、Ref.1016を見る楽しみが一気に増します。

サークルミラー Mark 3

Mark 3では、王冠の形状が重要なポイントになります。

王冠に特徴的なくびれが見られ、文字の形にも初期ダイヤルとは違った印象があります。

1016のダイヤルを見る際には、単純に「ミラーだからOK」と判断するのではなく、

王冠の形

文字の形

チャプターリング

3・6・9

などを総合的に見ることが大切です。

サークルミラー Mark 4

サークルミラーの中でも、特徴的なのがMark 4です。

王冠が縦長に見えることに加え、**6時位置の「6」の下に小さな夜光ドットが入る「6時ドット」**が特徴として挙げられます。

こうした小さなディテールは、遠目から見ただけでは分かりません。

しかし、ヴィンテージロレックスの世界では、このような細部こそが非常に重要です。

サークルミラーとCal.1560

サークルミラーダイヤルの時代には、Cal.1560が搭載されます。

さらに初期の個体では、ローターにも特徴的な仕様が見られるものがあります。

また、この時代にはラジウムからトリチウムへ夜光素材が移行していく過渡期もあり、ダイヤルにアンダーバーが見られる個体もあります。

つまり、ダイヤルだけを見るのではなく、

ダイヤル+夜光+シリアル+ムーブメント

を一緒に見ることが、ヴィンテージ1016を理解するうえで非常に重要になります。

ノンサークルのミラーダイヤル

サークルミラーの後に登場するのが、チャプターリングを持たないノンサークルのミラーダイヤルです。

おおむね1964~1966年頃の短い期間に見られ、資料上ではMark 1~Mark 3に分類されています。

この時期は生産期間が短いこともあり、現在では希少性の高いダイヤルとして注目されています。

ノンサークルミラー Mark 1

1964年頃のダイヤルとして整理されるタイプです。

このタイプにもアンダーバーが見られる個体があります。

ムーブメントはCal.1560の時代です。

ノンサークルミラー Mark 2

1965年頃のタイプ。

特徴として挙げられるのが、王冠のくびれと、EXPLORERの「R」の最後の形です。

こうした文字の細かな違いは、1016のダイヤルを見分ける際の重要なポイントになります。

ノンサークルミラー Mark 3

1966年頃のタイプ。

Mark 2と同様にEXPLORERの「R」に特徴があり、さらにこの時期はCal.1560からCal.1570へ移行していく過渡期ともされています。

つまり、ミラーダイヤルの種類を覚えるだけではなく、ムーブメントまで合わせて考えることで、その個体の背景がより見えてきます。

ミラーダイヤルには「トロピカル」という楽しみもある

ミラーダイヤルを語るとき、もう一つ忘れてはいけないのがトロピカルダイヤルです。

長い年月による経年変化によって、ブラックだったダイヤルがブラウン系へ変化した個体があります。

これが一般に「トロピカル」と呼ばれるものです。

しかし、すべてのトロピカルが同じ表情になるわけではありません。

全体が均一にブラウンへ変化するもの。

一部だけ色が変わるもの。

濃淡が生まれるもの。

その表情は個体によってさまざまです。

そのため、自然で美しいトロピカルダイヤルは、コレクターから非常に高い関心を集めます。

ここにもヴィンテージロレックスの面白さがあります。

新品では絶対に作れない色。

長い年月を経た個体だからこそ生まれる色です。

そしてマットダイヤルへ

Ref.1016の歴史を語るうえで大きな転換点となるのが、ミラーダイヤルからマットダイヤルへの移行です。

資料では、マットダイヤルは1967年頃から見られると整理されています。

艶のあるミラーから、艶を抑えたマットへ。

ゴールドの印象が強いミラーから、白いプリントを中心としたマットへ。

時計全体の雰囲気は大きく変わります。

ミラーが「色気」なら、マットは「道具感」。

ミラーが「艶」なら、マットは「無骨さ」。

この違いを知ると、同じ1016でも好みが分かれる理由がよく分かります。

Ref.1016 マットダイヤル Mark 1

マットダイヤルの中でも、非常に有名なのがMark 1です。

最大の特徴は、12時位置のロレックスの王冠。

カエルの足のように見える独特の形状から、コレクターの間では**「フロッグフット」あるいは「フロッグレッグ」**と呼ばれています。

この王冠を見るだけでも、通常のマットダイヤルとは違うことが分かります。

さらにMark 1の初期には、3・6・9の数字が太く見えるファットルミナスと呼ばれる個体もあります。

Mark 1のフロッグフットは1016を代表するディテール

Ref.1016を語るとき、フロッグフットは非常に重要なキーワードです。

ロレックスの王冠は現在でもブランドを象徴するマークですが、ヴィンテージロレックスでは年代によってその形が大きく異なります。

そのため、

「王冠を見る」

ことは、1016のダイヤルを見るうえで基本中の基本です。

文字盤全体を見て終わりではありません。

王冠を拡大して見る。

3・6・9を見る。

EXPLORERを見る。

そして全体のバランスを見る。

これがヴィンテージ1016を見る楽しさです。

Ref.1016 マットダイヤル Mark 2

Mark 2は、おおむね1967年頃の短い時期に見られるタイプとして整理されています。

特徴的なのは、圧縮されたように見える王冠。

Mark 1と年代が重なる部分があり、比較的短い期間の仕様とされるため、個体数の少なさも注目されるポイントです。

また、初期マットダイヤルでありながら、最後期のミラーダイヤルに近い王冠の雰囲気を感じさせる点も面白いところです。

Ref.1016 マットダイヤル Mark 3

Mark 3は、1016の中でも比較的長い期間にわたって見られるタイプです。

資料では1970年代中盤と、1980年代の個体にも同系統の王冠が見られると整理されています。

また、1970年代の初期の個体では夜光が黄色く経年変化したものが見られる一方、1980年代の個体では白っぽい印象のものが多いとされています。

ここでも、

同じMarkでも、製造された時期によって見え方が違う

という、1016の奥深さが出てきます。

Ref.1016 マットダイヤル Mark 4

Mark 4の特徴として挙げられるのが、背の高い王冠です。

Mark 3とは王冠の形状を比較すると違いが分かりやすく、1016のマットダイヤルを見分ける際のポイントになります。

こうした王冠の違いは、写真を少し離れて見るだけでは分かりにくいものです。

だからこそ、ヴィンテージロレックスのダイヤルを見るときには、写真を拡大して細部を見ることが重要になります。

Ref.1016 マットダイヤル Mark 5

Mark 5は後年のマットダイヤル。

資料ではおおむね1980~1988年頃の個体として整理されています。

一見するとMark 3に似ています。

しかし、見分けるポイントとして挙げられるのがEXPLORERの「L」の位置です。

このように、王冠だけではなく文字の配置まで見ていくと、マットダイヤルの細かな違いが分かるようになります。

Ref.1016にはサービスダイヤルも存在する

もう一つ忘れてはいけないのが、サービスダイヤルです。

資料では、フロッグフットに似た王冠を持ちながら、Mark 1とは異なり王冠にくびれがないタイプが紹介されています。

また、ルミノバを使用したサービスダイヤルも存在します。

ここで注意したいのは、

「サービスダイヤル=すべて同じ」

ではないということ。

実際のヴィンテージロレックスを見るときには、ダイヤルだけではなく、夜光、針、ケース、ムーブメントなどを総合的に確認する必要があります。

Ref.1016のダイヤルを見分けるとき、どこを見るべきか

ここまで読んでいただくと、1016のダイヤルを見るポイントが見えてきます。

特に重要なのは次の部分です。

① 王冠

Markによって王冠の形が違います。

フロッグフット。

圧縮されたような王冠。

くびれのある王冠。

背の高い王冠。

まず王冠を見ることが、1016のダイヤル判別の基本です。

② チャプターリング

ミラーかどうかを見るだけでなく、サークルミラーなのか、ノンサークルミラーなのかを確認します。

これはRef.1016のミラーダイヤルを語るうえで非常に重要なポイントです。

③ 3・6・9

数字の大きさ、フォント、夜光の入り方などを確認します。

特に初期マットダイヤルには、ファットルミナスと呼ばれる特徴的な個体があります。

④ EXPLORERの文字

文字の形や位置にも年代ごとの特徴があります。

特に後年のMarkでは「L」の位置などが判別ポイントとして挙げられています。

⑤ 6時位置のクロノメーター表記

ミラーの初期個体では、OCCと呼ばれる特徴的な表記があります。

この部分を見ることで、ダイヤルの年代や種類を考える手掛かりになります。

⑥ 6時ドット

サークルミラーの一部には、6の下に小さな夜光ドットが見られるタイプがあります。

非常に小さな特徴ですが、こうしたディテールこそヴィンテージロレックスの面白さです。

ダイヤルだけで年代を決めてはいけない

ここは非常に重要です。

ヴィンテージロレックスを見ていると、

「このダイヤルだから○年」

と単純に判断したくなります。

しかし、実際の個体を評価するときには、それだけでは不十分です。

シリアルナンバー

ダイヤル

針

夜光

ムーブメント

ケース

ブレスレット

これらを総合的に見る必要があります。

例えばRef.1016では、Cal.1560からCal.1570への移行もダイヤルの変化と重なります。

資料では、Cal.1560はおおむね1965年頃まで、Cal.1570は1965~72年頃にノンハック、その後ハック付きへ移行したという整理がされています。

また、ミラーダイヤルの最終期にはCal.1560とCal.1570の移行期にあたる個体もあります。

だからこそ、ダイヤルだけで判断しないことが重要なのです。

ミラーとマット、どちらが魅力的なのか

これは好みが分かれるところです。

ミラーダイヤルには、

艶

ゴールドレター

経年変化

トロピカル

という魅力があります。

一方、マットダイヤルには、

無骨さ

道具感

3・6・9の存在感

王冠のバリエーション

という魅力があります。

どちらが優れているという話ではありません。

むしろ、同じRef.1016というモデルの中で、ここまで違った表情を楽しめること自体が魅力なのです。

コルリオーネが見るRef.1016

コルリオーネでは、Ref.1016を見るときに、単純に「ミラーだから良い」「マットだから良い」とは考えません。

大切なのは、その個体がどのような状態で現在まで残っているかです。

例えばミラーダイヤルなら、

艶の残り方。

ゴールドレターの状態。

トロピカルの色味。

チャプターリング。

王冠。

夜光。

ケース。

それぞれを確認します。

マットダイヤルなら、

Markの特徴。

王冠の形。

3・6・9。

EXPLORERの文字。

夜光。

ケースのエッジ。

そしてムーブメント。

細かな部分まで見ていくことで、その1016が持つ本当の魅力が見えてきます。

ヴィンテージロレックスは「同じものがない」から面白い

現行モデルであれば、同じリファレンスなら基本的には同じ仕様です。

しかしヴィンテージロレックスは違います。

同じRef.1016でも、

ミラーなのか。

マットなのか。

サークルミラーなのか。

ノンサークルミラーなのか。

Mark 1なのか。

Mark 4なのか。

夜光はどうなのか。

ケースはどの程度残っているのか。

経年変化はどうなのか。

一本一本に違いがあります。

その違いを知れば知るほど、時計を見る目が変わってきます。

そして、最終的にはスペック表だけでは表現できない、

「この一本はいい」

という感覚にたどり着きます。

まとめ|Ref.1016はダイヤルを知るほど面白くなる

ロレックス エクスプローラーI Ref.1016は、シンプルな3針時計です。

しかし、そのダイヤルには長い歴史があります。

初期のサークルミラーダイヤル。

ノンサークルのミラーダイヤル。

そしてマットダイヤル。

さらに、その中にもMark 1、Mark 2、Mark 3……とさまざまな違いがあります。

王冠を見る。

3・6・9を見る。

EXPLORERを見る。

チャプターリングを見る。

6時位置を見る。

夜光を見る。

そして、シリアルやムーブメントと照らし合わせる。

そこまで見て初めて、一つのRef.1016が持つ個性が分かります。

だから、1016は面白い。

単純に「古いエクスプローラー」ではありません。

約30年という長い歴史の中で、少しずつ姿を変えながら現在まで残ってきたヴィンテージロレックスです。

ミラーダイヤルの艶やかな色気に惹かれるのか。

トロピカルダイヤルの唯一無二の経年変化に惹かれるのか。

フロッグフットを持つ初期マットに惹かれるのか。

あるいは、後年のマットダイヤルが持つ無骨な道具感に惹かれるのか。

どの1016を選ぶかによって、その人のヴィンテージロレックスに対する好みまで見えてくる。

それも、Ref.1016という時計の大きな魅力だと思います。

コルリオーネでは、単に「希少だから」「古いから」という理由だけではなく、ダイヤル、ケース、針、夜光、ムーブメントまで一つひとつを確認し、その個体ならではの魅力を見極めることを大切にしています。

Ref.1016を探すなら、ぜひ数字だけではなく、ダイヤルの細部まで見てみてください。

そこには、ヴィンテージロレックスならではの奥深い世界があります。

ロレックス 5513MAXIダイアルの魅力とダイアルパターンの見分け方

 

ヴィンテージロレックスを語る上で外せない人気モデル”サブマリーナー Ref.5513”ですが、
約30年にわたって生産されたロングセラーモデルで、その間にさまざまな文字盤パターンが存在します。

その中でも、今回ご紹介させていただくのが通称「マキシダイアル(Maxi Dial)」です。

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5513の「マキシダイアル」とは?その魅力とは?

「マキシダイアル」という名称は、ロレックスが公式に設定したモデル名ではなく、ヴィンテージロレックスのコレクターや市場で一般的に使われている呼称です。
主に1970年代後半から1980年代前半のRef.5513マットダイアルの後期に見られ、通常の5513マットダイアルと比べて、
文字盤のドット夜光が大きく在感があり、文字盤全体をグッと押し出したような迫力があることから、
5513シリーズの中でも昔から人気がある文字盤になります。

さらに5513のマキシダイアルは、単に「夜光が大きい」というだけではありません。
インデックスの形状、文字のフォント、文字盤上の配置などの細かな違いから、一般的にはMaxi Mark-I〜Vの5つのタイプに分類されています。
同じマキシダイアルの括りでありながら、文字盤の違いによって表情が大きく変わるため、
自分好みの種類を細かく拘ることができるのもマキシダイアルの魅力の1つです。
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5513 Maxi Mark-I〜Vの特徴、見分けるポイント

・Mark-I

Mark-Iは、マキシダイアルの初期タイプとされる文字盤で、ドット夜光のサイズがいちばん大きいものになります。ダイアルメーカーのLEMRICH社が製造した事から通称、レムリッチダイアルと呼ばれています。

また、(660ft=200m)の表記の下に(SUBMARINER)のロゴが記載される所謂”下サブ”の最後の文字盤です。
SUBMARINERのロゴの(S)の字がZを左右逆にしたような鋭角のフォントです。
王冠マークは縦長になり、シャープになった印象のデザインになります。

Mark-I Dial

参考URL(当店取扱品):https://www.corleone.co.jp/watch/watch1619.html
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・Mark-II

Mark IIからは、(660ft=200m)の表記の上に(SUBMARINER)のロゴが記載される所謂”上サブ”の文字盤になります。
一目で分かる違いとしては、ROLEXのロゴが上下から圧縮されたような、コンパクトな印象のデザインです。
王冠マークは上記のMark-Iと比べて少しコンパクトかつ細くなったデザインです。

Mark-II Dial

参考URL(当店取扱品):https://www.corleone.co.jp/watch/watch1750.html
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・Mark-III

5513マキシダイアルの中でも、特に名前が知られているのがMark-IIIです。
Mark-IIIは、通称”Lollipop(ロリポップ)”という愛称で親しまれており、その由来は柄がついたキャンディ(ロリポップ)が、
文字盤本体の大きなドット夜光とミニッツバーが付いているように見えることからその名前となり、親しみやすさからとても人気のある文字盤になります。

特徴は、上記紹介文内の、大きなドット夜光とミニッツバーが付いているものが多いこと、
Mark-IIよりもさらに下膨れになってコロッとしたデザインの王冠マーク、
SUBMARINERのロゴの(S)の字が数字の5のような、少し角張ったフォントになります。

Mark-III Dial

参考URL(当店取扱品):https://www.corleone.co.jp/watch/watch1771.html
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・Mark-IV

Mark-IVは王冠マークがシャープかつ小ぶりになり、
SUBMARINERのロゴの(S)の字がZを左右逆にしたような鋭角のフォントです。
上記2つのポイントと、(660ft=200m)の表記より(SUBMARINER)のロゴが小さいのがMark IVの特徴です。

Mark-IV Dial

参考URL(当店取扱品):https://www.corleone.co.jp/watch/watch1884.html
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・Mark-V

Mark-Vは最後のマキシダイアルで、一番簡単な見分け方は、
(660ft=200m)の表記より(SUBMARINER)のロゴが大きいのがMark-Vの特徴です。
SUBMARINERのロゴの(S)の文字が丸みを帯びたフォントになります。

Mark-V Dial

参考URL(当店取扱品):https://www.corleone.co.jp/watch/watch1829.html
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まとめ|ロレックス5513 Maxiは文字盤の奥深さを楽しむ時計

Ref.5513マキシダイアルは、通常の5513マットダイアルよりも大型のトリチウムインデックスを持ち、力強く存在感のある表情が魅力です。

Mark-Iのいちばん大きいドット夜光から伝わってくる押し出された迫力。
Mark-III、通称Lolipopは、愛称がつけられるほどに有名になったドット夜光とミニッツバーの存在感。
Mark-II・IV・Vに関しては全体のまとまりが良く、バランスが取れていてかつ迫力があるデザイン。

それぞれの良さを踏まえた上で、トリチウム夜光の状態、ベゼルインサートやケースや針との組み合わせまで
じっくり見て、触って、付けてみて、自分好みの1本を見つけていただければ幸いです。

CORLEONEでは、こうした細かなディテールにも目を向けながら、ヴィンテージロレックス、ヴィンテージサブマリーナーの魅力をご紹介し、
お客様にとって最高の時計をお選びいただけるよう、全ての面においてサポートさせていただきますので、
是非お気軽にご相談下さい。

修理のご相談はこちら
https://www.corleone.co.jp/repair/repair.html

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カテゴリー 時計解説

 

 

ロレックスRef.1680赤サブの魅力とMk1〜Mk6の見分け方を徹底解説

ヴィンテージロレックス、もしくはサブマリーナーがお好きな方であれば、「赤サブ」の存在を

一度は気にされたことがあるのではないでしょうか。

カリスマ感のある存在、知名度、常に憧れの中心的な立ち位置にある赤サブを、

色々な視点から徹底解説させていただきます。

赤サブを検討されている方々、もしくは現在所有されている方々の一助になれば幸いですので、

是非ご覧いただければと思います。

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⚫︎「赤サブ」とは?

赤サブは、ロレックスの初代サブマリーナーデイト Ref.1680の前期型にあたる、

およそ1968年〜1975年まで製造されたモデルです。

その名の通り、SUBMARINERのロゴが赤く彩られていることが特徴で、これ以降の

サブマリーナーデイトのいずれもロゴは白文字になっていることから、歴代モデルの中でも

一目置かれる存在となっています。

ムーブメントは名機Cal.1570が採用され、シンプルな構造かつ耐久性も高く、

製造終了から50年が経過している現在においても、高い精度とメンテナンス性で

赤サブの心臓部として活躍しています。

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⚫︎文字盤の種類について

赤サブの文字盤はMark-1〜6の6種類で分けられています。

まず大枠の見分け方として、

・Mark-1〜3までは文字盤下部のレターが「200m=660ft」となり、読み始めに200mが来ることから

通称”メーターファースト”という呼び名となっています。

・Mark-4〜6はレターが逆になり、「660ft=200m」に変わります。読み始めに660ftが来ることから

通称”フィートファースト”という呼び名となっています。

・オープン6とクローズド6の違いが見分けのポイントになりますので、事前に下記写真でご認識下さい。

(6の数字の書き終わりが開いているか閉じているかの違いです)

 

オープン6

 

クローズド6

それでは、6つのパターンそれぞれの特徴を写真と共に解説します。

Mark-1

 

・メーターファースト

・クローズド6

・Ft表記の「F」の字の上辺がtに被っている

・市場ではまず見かけません

Mark-2

 

・メーターファースト

・オープン6

・Mark-1程ではありませんが、Ft表記の「F」の字の上辺がtに被る手前まで近づいている

・SUBMARINERのロゴは、下地に白を塗った上から赤字で塗っている

・他の文字盤と比べてブラウンチェンジした個体が多い

当店取扱品:https://www.corleone.co.jp/watch/watch1812.html

Mark-3

 

・メーターファースト

・オープン6

・Ft表記の「F」の字は短くなる

・この文字盤もまず見かけませんが、デザインはMark-4にかなり似ています

Mark-4

 

・フィートファースト

・オープン6

・SUBMARINERのロゴは、下地に白を塗った上から赤字で塗っている

・赤サブの中では流通量が多め

・いちばんバランスが良いデザイン

当店取扱品:https://www.corleone.co.jp/watch/watch1820.html

Mark-5

 

・フィートファースト

・オープン6

・SUBMARINERのロゴは、黒地の上にそのまま赤字で塗っているため、やや赤黒い印象です

・Mark-4同様、赤サブの中では流通量が多め

・王冠マーク、ROLEXロゴなどのレターが変わり、エッジが効いたデザインになります

当店取扱品:https://www.corleone.co.jp/watch/watch1856.html

Mark-6(2026年10月現在、当店では取扱はございません)

 

・フィートファースト

・クローズド6

・王冠マーク、王冠マーク、ROLEXロゴなどのレターがかなり大きく、濃くなり、

白サブに近いデザインになっています

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⚫︎赤サブの魅力を総括

上記の文字盤それぞれの違いを踏まえた上で、なぜここまで赤サブは人気なのか、

いくつかの要因を見ながらまとめてみます。

①SUBMARINERのロゴが赤い

一番大きな要素はここではないでしょうか。

ただ単に文字が赤いだけ、という風に思いますが、この赤いレターの力は想像以上に強いです。

無骨なイメージのサブマリーナーシリーズに、差し色が入ることによって一気に華やかな存在になり、

高い次元で男らしさと華やかさを両立してくれるデザインになっています。

②初代サブマリーナーデイトとしての存在

Ref.1680の特徴として印象的なのが、大きく張り出した煙突型風防の存在です。

後期型の白サブにも共通していますが、サイクロップレンズ(拡大鏡)を3時位置に付ける、かつ防水性能を保つために厚みを増した形状は、

初代ならでは(後継のRef.16800はサファイアクリスタルガラス)のクラシカルなヴィンテージの存在感を醸し出しています。

③ヴィンテージサブの味わい

赤サブに限らず、ノンデイトモデルも含めて、サブマリーナーシリーズは文字盤、ベゼルインサートも含めてブラックのベースカラーに

白いトリチウム夜光の組み合わせですが、製造終了から50年が経過した今、時計を見てみると、

エイジングしてそれぞれ個体ごとに全く違った表情がとても良い表情をしていることを改めて認識します。

ポイントとして、

・ベゼルの色味(黒、グレー、ネイビー、ゴースト)

・文字盤のマットブラック(黒く残っているか、フェードしているか)

・トリチウム夜光の灼け具合(白、クリーム色、ベージュ、オレンジ、ブラウン)

など、それぞれ個体ごとの良さを楽しめるのも魅力の1つです。

上記①②③の要素をまとめて、

ここまでヴィンテージロレックスの中で非常に高い人気を誇り、支持を受け続けている

赤サブですが、そのカリスマ感溢れる存在は腕につけて納得できるものだと確信しています。

是非、皆様のお好みのコンディションの赤サブを手に入れてみて下さい。

CORLEONEでは、創業30年以上の経験から、お客様にとって最高の時計をお選びいただけるよう、

全ての面においてサポートさせていただきますので、是非お気軽にご相談下さい。

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GMTミラーダイヤルの魅力について

ヴィンテージロレックスを長く見ていると、同じモデル、同じリファレンスであっても、一本一本にまったく違う表情があることに気づかされます。

その中でも、私たちコルリオーネが特に惹かれるのが、ロレックスGMTマスターのミラーダイヤルです。

サブマリーナやエクスプローラーIにもミラーダイヤルは存在しますが、GMTマスターのミラーには、それらとはまた違った魅力があります。

艶のあるブラックダイヤル。

そこに浮かぶゴールドレター。

そして赤と青のベゼル。

この組み合わせが生み出す華やかさと色気は、現在のGMTマスターでは味わうことのできない、ヴィンテージロレックスならではの美しさです。

特に初期のRef.1675 GMTマスター ミラーダイヤルには、この魅力が凝縮されています。

1.艶のあるブラックダイヤルとゴールドレター

GMTマスターのミラーダイヤルを語るうえで、まず目を奪われるのが、独特の艶を持つブラックダイヤルです。

マットダイヤルとは異なり、ミラーダイヤルは光を受ける角度によって表情が変わります。

漆黒の文字盤に光が入ると、奥行きのある艶が浮かび、その上に配置されたゴールドレターが美しく映えます。

そしてGMTマスターには、さらに赤と青のベゼルがあります。

ブラック × ゴールド × レッド × ブルー。

この色の組み合わせこそ、GMTマスター ミラーの大きな魅力です。

サブマリーナのミラーダイヤルが「渋さ」「無骨さ」「道具感」を感じさせるのに対して、GMTマスターのミラーには、より華やかで、どこか艶っぽい雰囲気があります。

特に初期Ref.1675のミラーダイヤルを実際に見ると、写真だけでは伝わりにくい独特の光沢と立体感に惹きつけられます。

2.ブラックからブラウン、そしてチョコレートへ

ヴィンテージロレックスの魅力は、製造された瞬間の状態だけではありません。

長い年月を経ることで、文字盤そのものが少しずつ変化していきます。

GMTマスターのミラーダイヤルでは、ブラックだった文字盤が経年によって、

ブラック → ブラウン → チョコレート

といった色味に変化している個体があります。

いわゆるトロピカルダイヤルです。

ただし、ヴィンテージロレックスの世界では、「ブラウンになっている=良い個体」と単純に判断することはできません。

文字盤全体が均一にブラウンへ変化しているものもあれば、外周と中央で色が違うもの、光の角度によってブラックにもブラウンにも見えるものなど、経年変化の仕方は一つひとつ異なります。

ゴールドレターがどの程度残っているのか。

ミラーダイヤル特有の艶がどのように残っているのか。

トロピカル化した色味がどのような表情を見せているのか。

こうした細かな違いを見ることが、ヴィンテージロレックスの面白さです。

3.赤青ベゼルとの組み合わせが生むGMTならではの華やかさ

GMTマスターのミラーダイヤルを語るうえで、忘れてはいけないのが赤青ベゼルとの組み合わせです。

艶のあるブラックダイヤルにゴールドレター。

その外側に赤と青のベゼル。

この組み合わせは、ヴィンテージロレックスの中でも非常に個性的です。

特にRef.1675のミラーダイヤルが経年変化によってブラウンやチョコレート系の色味を帯びると、赤青ベゼルとのコントラストによって、さらに独特の表情が生まれます。

現行GMTマスターの洗練されたデザインとは違い、ヴィンテージGMTには、長い年月を経たからこそ生まれる「色」があります。

それは新品の状態では決してつくることのできないものです。

また、この独特のカラーリングとファッション性の高さから、GMTマスターはファッションに高い美意識を持つイタリアの愛好家からも熱狂的な人気を集めてきました。

時計としてだけではなく、スタイルの一部として楽しめる。

そこもGMTマスターの魅力の一つだと思います。

4.GMTマスターのミラーは一括りにできない

ヴィンテージロレックスのGMTマスターを見るとき、単純に「ミラーダイヤルだから」というだけでは、その魅力を十分に語ることはできません。

GMTマスターのミラーダイヤルには、年代や仕様によってさまざまなバリエーションがあります。

例えば、
• 初期Ref.1675
• PCG(ポイントガード)ケースのRef.1675
• ロングE
• ミニッツサークル
• ニップルダイヤル

などです。

同じ「GMTマスター ミラー」と呼ばれる個体でも、文字盤の仕様や製造年代によって印象は大きく変わります。

さらに重要なのは、文字盤だけで判断しないこと。

ケースのシリアルやコンディション、ベゼル、針、リューズなどとの組み合わせを見ることで、その個体が持つ本来の魅力が見えてきます。

だからこそ、

「ミラーだから価値がある」

ではなく、

「どの年代の、どの仕様のミラーなのか」

という視点が重要になります。

5.綺麗なブラックミラーだけが魅力ではない

ヴィンテージロレックスというと、艶の残った綺麗なブラックミラーに目が行きがちです。

もちろん、深いブラックと美しい艶を残したミラーダイヤルには格別の魅力があります。

しかし、私たちがヴィンテージロレックスを見ていて面白いと感じるのは、それだけではありません。

自然な経年変化によってブラウンへ変化した文字盤。

深いチョコレートカラーになったトロピカルダイヤル。

ゴールドレターの絶妙な残り方。

ミニッツサークルの美しさ。

そしてベゼルやケースとのバランス。

これらが一つに重なったとき、時計全体として非常に魅力的な個体になることがあります。

つまり、ヴィンテージロレックスは「綺麗だから良い」というだけでは語れない世界なのです。

6.GMTマスター ミラーの魅力は「個体のストーリー」

私たちがヴィンテージロレックスを見るときに大切にしているのが、**「個体のストーリー」**です。

新品の時計には、メーカーがつくった完成された美しさがあります。

一方、ヴィンテージロレックスには、その時計が何十年もの時間を過ごしてきた歴史があります。

傷や焼け。

文字盤の艶。

インデックスの変化。

ゴールドレターの残り方。

ベゼルの色。

そしてケースのコンディション。

それら一つひとつが、その時計だけの表情になっています。

だからこそ、同じRef.1675 GMTマスターのミラーダイヤルでも、一本一本に違った魅力があります。

「この色だから良い」

「この年代だから良い」

と一言で決めるのではなく、その個体がどのような時間を経て、現在の姿になったのか。

そこまで想像しながら見ると、ヴィンテージロレックスはさらに面白くなります。

GMTマスター ミラーダイヤルに感じる「ヴィンテージロレックスらしさ」

サブマリーナのミラーが、

「渋さ・道具感・無骨さ」

だとすれば、GMTマスターのミラーは、

「ヴィンテージ感・華やかさ・色気」

ではないでしょうか。

特に、Ref.1675のミラーダイヤルが自然な経年変化によってブラウンがかった色合いになり、そこに赤青ベゼルが組み合わさった個体。

その姿には、現行GMTマスターとはまったく違う魅力があります。

そしてヴィンテージロレックスの世界では、必ずしも「綺麗な黒ミラー」だけが魅力なのではありません。

自然なトロピカル。

ゴールドレターの残り方。

ミニッツサークル。

文字盤と針のバランス。

ベゼルの色。

ケースコンディション。

そうした細かな要素を一つひとつ見ていくことで、一本の時計が持つ**「個体のストーリー」**が見えてきます。

それこそが、ヴィンテージロレックスを長く見てきたからこそ分かる面白さであり、GMTマスター ミラーダイヤルの奥深さなのだと思います。

ロレックスGMTマスターのミラーダイヤル。

それは単なる旧型GMTではありません。

長い年月と偶然がつくり上げた、その一本だけの表情。

GMTミラーの在庫 19 66年製 ブラウンダイアル
https://www.corleone.co.jp/watch/watch1836.html

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