ロレックスの「赤サブ」とは何なのか。
ヴィンテージロレックスを探している方なら、一度は「赤サブ」という名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
赤サブとは、ロレックス サブマリーナー Ref.1680の一部に存在する、ダイヤルの「SUBMARINER」の文字が赤色で印刷されたモデルの通称です。
現在では、**「ロレックス 赤サブ」「赤サブ Ref.1680」「ヴィンテージロレックス 赤サブ」**などのキーワードで検索されるほど、世界中のコレクターから高い人気を集めています。
赤サブの魅力は、赤いロゴだけではありません。
長い年月を経て変化したダイヤル、トリチウム夜光のパティーナ、ブラウンへと変化したトロピカルダイヤル、ヴィンテージならではのケースやベゼルの表情。
そして、同じRef.1680でもダイヤルによって異なるMk1〜Mk6のディテール。
一見すると同じように見える赤サブにも、一つひとつ異なる個体の魅力があります。
この記事では、ヴィンテージロレックス専門店コルリオーネの視点から、ロレックス赤サブ Ref.1680の歴史、特徴、魅力、ダイヤルの見分け方、Mk1〜Mk6の違いまで詳しく解説します。
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ロレックス赤サブとは?
ロレックス赤サブとは、サブマリーナー Ref.1680のダイヤルに「SUBMARINER」の文字が赤色で入った個体を指します。
Ref.1680は、サブマリーナーの歴史において非常に重要なモデルです。
それまでのサブマリーナーは基本的に日付表示を持たないモデルでしたが、Ref.1680ではサブマリーナーとして初めてデイト表示を採用しました。
そして、そのRef.1680の初期を中心として存在するのが赤サブです。
現在では、赤サブはヴィンテージロレックスを代表する人気モデルの一つとして知られています。
特に、
・赤いSUBMARINERロゴ
・マットブラックダイヤル
・トリチウム夜光
・アクリルえんとつ風防
・ヴィンテージベゼル
・トロピカルダイヤル
・経年変化したパティーナ
など、現行ロレックスにはないディテールが、赤サブならではの魅力です。
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ロレックス Ref.1680とは?
Ref.1680は、ロレックス サブマリーナーの歴史において初めてデイト表示を搭載した重要なリファレンスです。
1960年代後半に登場し、1970年代を中心に生産されました。
それ以前のRef.5512やRef.5513などのノンデイト・サブマリーナーに対し、Ref.1680では日付表示とサイクロップレンズを採用。
これにより、サブマリーナーの実用性をさらに高めました。
現在の「サブマリーナー デイト」へと続く系譜を考えるうえでも、Ref.1680は非常に重要なモデルです。
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なぜ赤サブは人気なのか?
赤サブが世界中のヴィンテージロレックスコレクターから支持されている理由は、いくつかあります。
1. 赤い「SUBMARINER」の希少性
最大の特徴は、やはり赤い「SUBMARINER」の文字です。
ブラックダイヤルの中に赤文字が入ることで、通常のRef.1680とは明確に異なる存在感を持っています。
現在のロレックスでは見ることのできない、ヴィンテージならではのデザインです。
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2. ヴィンテージロレックスならではの経年変化
赤サブの大きな魅力が、経年変化による個体差です。
製造から数十年という時間を経たダイヤルは、紫外線や保存環境などによって少しずつ表情を変えていきます。
ブラックだったダイヤルがブラウンへ変化したものは、一般に**「トロピカルダイヤル」**と呼ばれます。
特に赤サブのトロピカルダイヤルは、
「希少な赤サブ」+「美しい経年変化」
という二つの魅力を持つため、コレクターから非常に注目されています。
ただし、経年変化はすべての個体に同じように現れるわけではありません。
色味、濃淡、均一性などによって評価は大きく異なります。
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赤サブのトリチウム夜光とパティーナ
Ref.1680の時代には、夜光塗料としてトリチウムが使用されていました。
長い年月を経たトリチウム夜光は、クリーム色やアイボリー、黄色味を帯びた色へ変化することがあります。
この自然な経年変化を、ヴィンテージロレックスの世界では**「パティーナ」**として楽しみます。
赤サブの場合、
ダイヤルの色
+ 夜光の焼け
+ 針の色
+ ベゼルの経年変化
が美しく調和した個体は、非常に魅力的です。
ヴィンテージロレックスは、新品のように均一な状態を求める時計とは少し価値観が異なります。
長い時間を経たからこそ生まれた、その時計だけの表情。
そこにヴィンテージロレックスの醍醐味があります。
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赤サブのダイヤルはMk1〜Mk6に分類される
赤サブをコレクションするうえで重要なのが、Mk1〜Mk6というダイヤルの分類です。
赤サブのダイヤルは、印刷された文字の形や配置などによって、一般的にMk1からMk6まで分類されています。
代表的な判別ポイントは、
• オープン6・クローズ6
• ロングF・ショートF
• メーターファースト・フィートファースト
• 文字の太さ
• 文字の配置
• ダイヤル全体のバランス
などです。
ただし、ヴィンテージロレックスは製造途中の仕様変更やダイヤル交換なども存在するため、一つの特徴だけでMkを断定するのは危険です。
複数のポイントを組み合わせて判断することが重要です。
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赤サブ Mk1の特徴
Mk1は赤サブの中でも初期に位置するダイヤルです。
一般的に、
クローズ6
ロングF
メーターファースト
という特徴で知られています。
初期赤サブならではの希少性から、ヴィンテージロレックスコレクターから高い関心を集めています。
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赤サブ Mk2の特徴
Mk2は、
オープン6
ロングF
メーターファースト
が代表的な特徴です。
「200m=660Ft」のメーターファースト表記を持つ初期系赤サブとして、コレクターから注目されるダイヤルです。
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赤サブ Mk3の特徴
Mk3は、
オープン6
ショートF
メーターファースト
という組み合わせが代表的です。
赤サブのダイヤル変遷を見るうえで、初期から次の仕様へ移っていく過程を感じられる興味深いタイプです。
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赤サブ Mk4の特徴
Mk4は、
オープン6
ショートF
フィートファースト
が特徴です。
「660Ft=200m」というフィートファースト表記を持つ赤サブとして知られています。
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赤サブ Mk5の特徴
Mk5も基本的には、
オープン6
ショートF
フィートファースト
という特徴を持ちます。
Mk4と非常に似ているため、文字の太さや配置、ダイヤル全体のバランスなどを確認する必要があります。
ヴィンテージロレックスのダイヤル判定では、こうした細かな違いを見ていくことが重要です。
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赤サブ Mk6の特徴
Mk6は、赤サブの中でも後期に位置するダイヤルです。
一般的に、
クローズ6
ショートF
フィートファースト
という特徴で知られています。
Mk1と同じく「クローズ6」を持ちながら、Fや表記の順番が異なる点がポイントです。
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赤サブの「ロングF」と「ショートF」
「660Ft」の「F」の形も、赤サブを見分ける重要なポイントです。
一般的には、
Mk1・Mk2=ロングF
Mk3〜Mk6=ショートF
と分類されます。
こうした文字のわずかな違いを見比べることも、ヴィンテージロレックスの楽しみの一つです
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メーターファーストとフィートファースト
赤サブのダイヤルを見る際には、「200m」と「660Ft」の順番にも注目します。
メーターファースト
200m=660Ft
メートル表記が先に来るタイプです。
一般的にMk1〜Mk3に見られます。
フィートファースト
660Ft=200m
フィート表記が先に来るタイプです。
一般的にMk4〜Mk6に見られます。
この「表記の順番」も、赤サブのダイヤルを判別する重要な要素です。
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赤サブのインデックスと針
赤サブの魅力はダイヤルだけではありません。
インデックス、針、夜光の組み合わせも重要です。
Ref.1680では、現代のロレックスで一般的なメタル枠付きインデックスとは異なる、ヴィンテージらしいフチなしインデックスが採用されています。
さらに、短針には特徴的なベンツ針を採用。
長い年月を経たダイヤル、針、夜光が自然に調和した個体には、現代の時計にはない独特の雰囲気があります。
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Ref.1680のケース・ベゼル・風防
赤サブを語るうえでは、ダイヤル以外のディテールも重要です。
Ref.1680は、
リューズガード付きケース
アルミ製ベゼルインサート
アクリル風防
など、現行サブマリーナーとは異なるヴィンテージ特有の仕様を備えています。
特にアクリル風防は、サファイアクリスタルとは異なる柔らかな光の反射を見せます。
傷が入りやすい一方で、ヴィンテージロレックスらしい温かみのある表情を楽しめるのも魅力です。
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赤サブの価値を左右するポイント
赤サブを購入するとき、「Mkだけ」を見て選ぶのはおすすめできません。
ヴィンテージロレックスの価値は、複数の要素によって決まります。
ダイヤル
赤文字がオリジナルなのか。
文字盤の状態はどうか。
トロピカル化しているのか。
夜光は自然な状態なのか。
ケース
ケースの形状が保たれているか。
過度な研磨がされていないか。
ラグの厚みはどうか。
針
ダイヤルの夜光と針の夜光が自然に揃っているか。
交換針ではないか。
ベゼル
ベゼルインサートの年代や状態はどうか。
経年変化による色味はどうか。
ムーブメント
Cal.1570の状態や整備履歴はどうか。
オリジナル性
ヴィンテージロレックスでは、**「何がオリジナルとして残っているか」**が非常に重要です。
同じRef.1680、同じMkであっても、個体の構成によって評価は大きく変わります。
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赤サブについてよくある質問(FAQ)
Q. ロレックスの赤サブとは?
ロレックス サブマリーナー Ref.1680の一部に見られる、ダイヤルの「SUBMARINER」の文字が赤色で印刷されたモデルの通称です。
Q. 赤サブはどのRef.ですか?
代表的な赤サブはRef.1680です。
Q. 赤サブには何種類ありますか?
一般的にはダイヤルの違いからMk1〜Mk6の6種類に分類されます。
Q. 赤サブのMk1〜Mk6はどうやって見分けますか?
「660Ft」の「6」や「F」の形、「200m」と「660Ft」の表記順などを確認します。ただし、実際の判定では複数の特徴を総合的に確認することが重要です。
Q. 赤サブのトロピカルダイヤルとは?
経年変化によってブラックダイヤルがブラウン系へ変化したものを、一般にトロピカルダイヤルと呼びます。
Q. 赤サブの価値は何で決まりますか?
Mkだけではなく、ダイヤル、夜光、針、ケース、ベゼル、ムーブメント、ブレスレット、交換部品の有無など、個体全体の状態とオリジナル性によって評価が変わります。
Q. 赤サブは資産価値がありますか?
希少性の高いヴィンテージロレックスとして高い人気があります。ただし、時計の価格や買取相場は個体の状態、オリジナル性、市場動向などによって変動します。
Q. 赤サブを購入するときに重要なことは?
「赤文字だから」という理由だけでなく、ダイヤルの真贋、Mk、夜光、針、ケース、ベゼル、ムーブメントなどを総合的に確認することが重要です。
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コルリオーネが考える赤サブの魅力
コルリオーネでは、ヴィンテージロレックスを「年代や型番だけ」で見ることはありません。
同じRef.1680でも、ダイヤルの焼け方、トリチウム夜光の色、針とのバランス、ケースの残り方、ベゼルの表情などによって、時計の印象は大きく変わります。
特に赤サブは、その違いが非常に分かりやすいモデルです。
だからこそ、赤サブを選ぶ際には、写真やスペックだけで判断するのではなく、実際の個体をじっくり見比べることをおすすめします。
「Mk1だから欲しい」。
「トロピカルだから欲しい」。
「夜光が美しいから欲しい」。
もちろん、そうした選び方もヴィンテージロレックスの楽しみ方の一つです。
しかし最終的には、
「この一本が好きだ」
と思えるかどうか。
それが、ヴィンテージロレックス選びでは何より大切なのではないでしょうか。
ロレックス赤サブを探すなら
ロレックス赤サブ Ref.1680は、現在でもヴィンテージロレックスを代表する人気モデルです。
しかし、赤サブはすべての個体が同じではありません。
Mk1〜Mk6のダイヤル違い。
トロピカルダイヤル。
トリチウムのパティーナ。
ケースコンディション。
ベゼルインサート。
針。
ムーブメント。
オリジナル部品の有無。
一つひとつの違いを知るほど、赤サブの世界は奥深くなります。
ヴィンテージロレックスを選ぶということは、単に時計を購入することではありません。
その時計が過ごしてきた年月と、その個体だけが持つ表情を選ぶこと。
それこそが、ヴィンテージロレックスの醍醐味です。
コルリオーネでは、ロレックス サブマリーナー Ref.1680「赤サブ」をはじめ、ヴィンテージロレックス、アンティークロレックスの魅力を、個体一つひとつのディテールからご紹介しています。
赤サブの購入、売却、買取相場、ダイヤルのMk判定など、ヴィンテージロレックスについて気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
以下から赤サブの在庫もチェック頂けます
赤サブの在庫 1972年製 MK-V
https://www.corleone.co.jp/watch/watch1836.html
赤サブの在庫 1971年製 MK-V ダイアル
https://www.corleone.co.jp/watch/watch1835.html
Instagram
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